大変古い着物の生地だと思います。生地の都合で裾の長さが短くなったので、襦袢が下から多く出てしまいました。こういうのは着物の着方としては良くないようですが、その方がこの人形にとってはいいなあと思っています。帯は貝の口の結びをしています。生地の都合でうまく結べていないので写真はお見せしません。
これまで背景に使っていた生地で作りました。See through の生地で中の白の襦袢がはっきり見えます。パンツ、襦袢もちゃんと作っているので作者としては中も見せたくてこれはとてもいいです。襦袢だけの写真も撮ったのですが、誤って消してしまいました。襦袢は下着?だと思うのであまり見せてはいけないのでしょうか。着物では普通、襟、袖の部分から見えます、、、というか見せています。このお人形では下からもたっぷり見えるようにしました。今日着付けの先生に聞いたら下からは見せないようにと言われました。まあお人形ではオーケーにしたいです。色々着付けにはルールがあるようですが、これから少しずつ習っていきます。帯ひもの結びが着付けをやっていない者の結びで今日友達に結んでもらって良くなったのですが、これは私が結んだものです。
立った状態で写真を撮ったら可愛く写真がとれなかったので、角度を変えて顔だけアップにしてみました。
着物生地をたくさん見つけて、もうやめていた人形作りをまた始めました。綺麗な素敵な生地がたくさんあって、私の創作意欲は刺激されました。8月中頃から9月にかけてこの8匹を作りました。ざあっと並べたのでお上品に座れていませんが、、、。私にこれだけの情熱、エネルギー、集中力がまだ備わっていたことに驚いています。まだ裸眼でも針に糸を通すことが出来るし、技術面では若い頃よりまだまだ良くなっていると思いました。これらの人形を作り始めた時、44年前に母が購入したミシンが動かなくなり、新しいのを買いました。ジャノメのミシンで、この間の技術の進歩についていけるか、使いこなせるかとても心配でしたが、1日で DVD を見ながら使うことが出来ました。自分で針に糸を通す必要がなく、ボビンケースもなく、ジグザグ縫いの切り替えにカセットの入れ替えもなく、かなり簡単になっていました。今のが使えて古いのは使えないことはあっても、古いのが使えたら新しいのは使えるなあと思いました。
肌用に買った布を使い切ったのでひとまず休もうと思います。まだ着物の生地は残っているのでまた始めるのだと思います。