Xmas にやってくるお人形5

あるブランド店でこんな可愛いのが飾られていました。

3匹は隠れたり出て来たり上下に動いています。写真を何枚かここで並べて見て初めて気がついたのですが、真ん中のは一度も隠れていないような、、、。2匹を動かす事で3匹が動いて見えました。

しばらく楽しめました。お店の人はカバンを見て欲しいのだと思いますが、私にとってメインのカバンはどうでもいいです。石や木の方がカバンよりいいなあ、と思っています。

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一年か二年前のこの時期に、ここには草間彌生さんの作品が飾られていました。また会えるかなと思って見に行きました。写真を撮っていなかったので残念です。

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Xmas にやってくるお人形4

昨年 ”Xmas にやってくるお人形3”をご紹介しましたが、その百貨店で、今年はこんなのが飾ってありました。

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和みます。

最近、見つけたのですが、この人形たちは映画「Trolls」のキャラクターのようです。どの子が誰なのかまだわかりません。鼻が気に入っています。親しみを感じます。上の左からパピー、サティン、、、、。

 

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ある方をモデルにしました。

これまで人形を作ってきて、何か(誰か)をモデルにしたことはなかったのですが、最近、茶摘み娘を写真を見ながら作りました。今回はある方をモデルにしてみました。ちょっと顔が可愛すぎですが、、、。

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1.レスリングのユニホームを着てます。着物の生地を使いました。

2.ハンチング帽をかぶっています。既製のカシミアのブレザーに付いてきた小さな端切れで作りました。

3.でかいカメラをぶら下げています。金メダルではないです。

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まだ新作を作る材料がありました。

また新作です。

今度は父が残していった新品の襦袢が一枚出てきました。古いものでシミが出ていて一部は使えませんが、ちゃんと肌用生地として使えます。ボディの裏打ちには着物の端切れが使えます。他にズボンの裾を切ったものが幾つか出てきました。いつも買っている目玉ボタンがまだ残っていたし、中に詰める綿もたっぷりあったのでまた作りました。

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左の子のエプロンドレス?は以前作ったものでした。パンツはオレンジ色のレース紐がたくさんあったのでそれを生地として使いました。

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A possible choice as a dress designer

日本語

A famous designer was talking of his childhood memories on TV.  He has two sisters and played together with dolls.  He enjoyed making the doll’s dresses as well.  It led him to the present job as a designer.

I also played with dolls and made the dresses as he did.

A popular US TV show was ,,,.  About ten challengers competed with each other for the prize and honor.  Two-three challengers were eliminated in each trial.  The last one was an winner.  Every week a competition for various professionals was broadcasted.

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One of them was a competition with dress designers.  They first drew the dress’s design and went shopping fabrics.  They draped the fabrics on body, and fixed them on the body and made gathers and frills with pins, and cut them.  Then they temporally sawed.

I remember I made simple clothes in home economics school-class.  I have leaned dressmaking in a summer vacation when I was a student.  I used patterns and cut fabric spread out on the table.  I can not draw patters by my self or understand the curve of neck and shoulder, but I thought the method was a routine way.

However, the professional designers did not use patterns at all, but their methods were quite same as my methods making doll’s dresses.  I think I had made many (doll’s) dresses  since my childhood, with methods as professional designers do.  I think I had a possible choice as a dress designer.

I already had a job during very long time  The job was quite different from dress-design.  I do not hope to become a dress designer from now.  I do not regret my life, because I would have another job even though I could start my life again.

I think making dolls may be training the skill for dress designer.  I would like to suggest people making dolls have a choice as dress designer.

 

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久しぶりに着物を着せた人形を作りました。

もう服に出来る端切れが無くなったので今度こそ当分は人形作りはないなあと思っていたのですが、、、。まだあったのでした。着物の端切れがあったのを思い出しました。なぜかいい着物の生地はまったく無くて地味で雑巾にしか使えそうもないようなのばかりです。肌用襦袢生地がもう少なくて、、、でもなんとか3匹できました。何故か今までと違って働き者?のような人形が出来ました。家をきれいにしてくれるといいのですが。

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参考までに、、、。着物なんて作ったことがなかったのですが、「大高輝美のお人形」(雄鶏社)という本の最後のページを見て簡単に作れます。大昔に浴衣を着せた人形を2匹作りました。1匹は Gallery2 にあげてあります。今回、久しぶりだったのですが、問題なく出来ました。洋服の立体裁断とは違います。

 

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デザイナーとしての選択肢

English

ある有名なデザイナーが子どもの頃の事を話していました。彼には姉妹が2人いていつも彼女たちといっしょに人形遊びをしていたそうです。そして人形の服も作っていたそうです。その頃の遊びが今の仕事につながっていったと言っていました。
私も確か子どもの頃はそうだったような、、、。

アメリカの人気テレビ番組で10人くらいのチャレンジャーが幾つもの課題をこなし、一つの課題ごとに成績の悪い2−3人が排除(eliminate)されて行って、最後に残った一人が優勝者になると言う番組がありました。いろんな分野で毎週競いあっていましたが、その中で服飾デザイナーたちが競うものがありました。
まず、デザインを描き、布を自分で買いに行って服を作り始めます。彼らはボディ(人体)に布を巻きつけ、針でボディに貼り付け、要らないところはハサミで切り取り、ギャザーやフリルなども針でとめながら作って、仮縫いをしていきました。
私は家庭科の授業で何か簡単な服を作った記憶があります。学生時代の夏休みには洋裁を習ったこともありますが、いつもまず型紙を描いて、布を机いっぱいに広げ型紙どおりに裁断し、縫って行きました。すべて平面上で作業しました。型紙の肩や首の曲線は自分では描けない理解できないものでしたが、それは服を作る上で正当なやり方だと思っていました。
しかし、デザイナーの人たちがやっている方法はそれとは全く違って、まさしく私の人形の服作りとそっくりだったのです。立体裁断というものだと思うのですが。
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つまり私は小さい頃からプロのデザイナーさんたちがしているような(人形のですが)服作りをしていたのでした。自分ではそんな感覚はなく、これまでデザイナーとは全く正反対な世界で生きてきました。もうだいぶ長い間生きて来たので、いまさらデザイナーを目指す気などまったくないし、生まれ変わっても他にやりたいことがあるのでなりたいとは思いませんが、私の人生の選択肢にあってもおかしくなかったかもしれないと気がつきました。

私がここで言いたいのは人形作りをしている人って、デザイナーとしての感覚を磨いているのではないかなって思います。そんな人はデザイナーになるという選択肢もあるはずだと思います。

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From large doll to small doll

/日本語

My aunt made our clothes and gave me back the rest of fabric.  Sometimes it looked enough to make a suit of clothes for us.  So, I first started to make large size of dolls and used it as much as I like.MamiDolls1-12-15-21文字For example, I made a black coat ① and  a skirt ② as shown in above photo (see black fabric).  Second, I made black trousers ③ for middle size of dolls.  I suppose most of people can throw away the rest of fabric at this point, but my character refused.  Next, I sewed the pieces of fabrics together with other ones to make enough size of fabric.   Then I made a coat ④ for small size of doll.  At last, I used the small pieces for mini size of dolls.  See the black shoes ⑤.  I was satisfied to use most of the black fabric.

Thus, if we make dolls from large size to small size, we can efficiently use a fabric as much as we can.    This may be from a Japanese sprit word, “mottainai”.

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No mouth in your dolls!?

/日本語

I showed my dolls to a guy.  He pointed out that my dolls have no mouth.

MamiDolls1Yes, I know this, but I was not aware of the strangness.  I realized I have never put mouth on their face since the first doll I made.  So far, I have not considered why I did not make mouth.  I would like to dare to think the reason.

When we put mouth on their face as the last work, we stitch it by red thread or draw it by red ink pen .  The drawn mouth determines a fixed facial expression.  If we failed to draw mouth, it could damage the doll’s impression.   I think the failure is fatal to make dolls, even though we spent much energy and time.

I think my dolls without mouths may have various facial expressions dependent on our emotion.  They may react dependent on our emotion.

This is the reason why I did not make mouth in my dolls.

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人形の行く末

/English

水仙5−1

私の人形が怖いと当時10代の青年に言われたことがあります。その人形はほとんど使わない部屋に一匹だけぽつんと置いてありました。自分の作った人形にはとても愛着があるし、対面すると心がとても穏やかになり慰められます。だからその言葉はまったく信じられないものでした。

確かにどちらかと言えば人間に近い表情をしているものに魂を感じ怖いと思うことがあります。その作者や持ち主が不幸な亡くなり方をすると尚いっそうそういう思いは強くなるでしょう。私の作った人形は顔が単純で怖いと思われることはないと思っていたのですが、そう思うのは自分だけだったのでしょうね。

いっぱいかわいがって貰って、それで汚れて汚くなって捨てられるのは仕方ないことだと思います。もし私が変な死に方をしたら、、、たとえ普通に静かに死んでも、私の人形たちはまだまだ綺麗な状態であっても直ちに遺品として捨てられると思います。その前にどこかにもらわれても簡単に捨てられたり、その先で不幸な出来事が増えていったら、厄介ものとして直ちに捨てられるのでしょう。良くても祈祷されて燃やされるのでしょう。人形たちには幸せな未来をあげたいと思っているのですが、、、。手作り人形を趣味にしている人はたくさんいるようですが、その点どのように考えているのかなと思うことがあります。

姫コブシ4

今はまだ手放せませんが、もっと歳をとってからか、または亡くなってから、希望としては親に人形を買って貰えない子どもたちにすべて贈りたいと考えています。例えば児童養護施設の子どもたちなど。出来るだけ平等に配りたいのですが、数が制限されているし、同じのがないので配ってくれる方々に良い方法を考えていただきたいです。

今日は遺言になってしまいました。でも自身の意思をどこかに残すのは確かに必要だと思う今日この頃です。

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