衣装箱から出してきました。

大昔に作った人形を衣装箱に詰めて物置に置いてありました。長い間、一度も蓋を開けることもなかったので、虫食いが心配でなかなか勇気が出ませんでした。昨日ようやく開けました。

思った以上に状態はよかったです。虫食いはなかったです。

古い人形ぼかし

一つ一つよく見ると完成しているのはほとんどなく、手を入れないとお見せ出来ない状態です。縫い代の始末が出来てなかったり、首が座っていなかったり、各部位が糸で留めてなかったり、、、。ここで紹介するだけなのでごまかそうと思えばそう出来るのですが、人前に出すということで緊張感が出てきています。これから大忙しです。

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参考にした本

私が人形を作るのにあたって参考にした本をご紹介します。

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米山京子の人形集、メルヘンの世界、雄鶏社です。

ボディはここの型紙を使いました。首のつけ方も参考にさせてもらいました。手足のつけ方はより曲がりやすいように自分で工夫しました。服は私のオリジナルです。生地を見ているとイメージが湧いてきます。

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大きい人形から小さい人形へ

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はぎれを貰うとかなりの量があります。人の服も出来そうなくらいです。だからまず大きい人形から始め、贅沢に使います。①のコートと②のスカートが出来ました。黒い生地です。次に中サイズの人形のズボン③を作りました。そろそろまとまった生地が無くなってもう捨ててもいいのですが、私の性格だと思うのですが、他のもうどうしようもない生地と継ぎ接ぎして小さい人形のコート④が出来ました。この時点で結構達成感があります。さすがにもう残った生地は捨てるべきなのですが、ミニサイズの靴⑤が出来ました。すっきりです。

 

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口がないねぇ〜

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ここで私の人形を見せたところ、口がないねぇ〜と言われました。そういえば、昔から、最初の人形から口を付けたことがないような、、、。

MamiDolls1

今まで何も深く考えたことがないのですが、どうしてか考えて見ました。

口を付けるとなると赤い刺繍糸でステッチしていくのかな、ペンで書くと変になりそう、、、。最後の口のつけ方で表情が決まってしまって失敗すると今までの努力が無駄になりそうだ。口がない方が、私たちの心の状態でいろいろに見えてくる。そして私たちの状態に合わせて対応してくれるように思う。だから、、、ということにしておこう。

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